2012年08月05日

おへんじ0805

>更新以上に久しぶりの拍手ですー!
>いやほんとすみません……

>パチュリーさんが七夕のイベントを見かけることがあったって以前どこに住んでいたんだとツッコみたくなるのですが私だけでしょうか。カオスワールド魔界に行ったことも無いみたいですし。お嬢様は魔界にいる頃に見ていた可能性もありますが。
>織姫ズが天界の住人と考えると元々働いていたのかが疑問ですが。そもそも天界に仕事という概念があるのかが謎。
>改めて七夕伝承を見て
>織姫ズ「「ちゅっちゅ」」→神様「リア充爆発しろ」→離れ離れに
>という妄想がよぎったのですがこの書き方だと七夕が突然百合イベントに。
>人類の進化に喩えられる咲夜さん流石です。
>>240kW
>電子レンジが500kWモードを標準搭載していることを考えればもはや瀕死レベルだと思うのですが、とマジレス。元気に動き回るなら直感的にも単位がメガかギガでないと。
>ドヤ顔しようとしてことごとくパチュリーさんに躱される魔理沙かわいい。そして中級者向けで頼むというフレーズが地味にツボです。
>魔理沙はロマンチストね

>by拍手おへんじの応酬がしばらくなかったせいではたてさんかわいい成分が不足がちなmist


いやむしろ更新してないのに拍手もなにもなのですが!
すみませんありがとうございます!

パチュリーさんも紅魔館に住む前は放浪していたイメージがあるのですよ。まだ描いたことはありませんが。咲夜さんと同じく過去が謎な子。
パチュリーさんが初めて紅魔館に来た頃の話は書きたいと思ってますしまとまりつつはあります。最近ここからが長いんですが!

天界も昔は厳しかったんじゃないでしょうか。
時代が下るにつれてだんだん貴族階級みたいになっていって……
そして特権階級になったところで、これ以上住民が増えても困るなーってことで非常に審査を厳しくて新人が入りにくくしたのでしょう。
ここまで妄想。
七夕が百合だっていいじゃない! 素敵じゃない!

さらにマジレスすると電子レンジは500Wであって決してキロワットではございません。
なお240kWというと、常時この出力の発電だとするとだいたい300世帯分くらいをまかなえるくらいの出力です。ごくごく小型の水力発電所と同じくらいあります。
魔法の力って、瞬間的にはそれくらいは出てそうですよね、というかそれくらいは出ないと攻撃にはならなさそうです

魔理沙には容赦なく意地悪なパチュリーさんかわいい
それでも頑張る魔理沙さんかわいい
きっと「二人はやっぱり仲いいなあ」なんて思ってるアリスさんかわいい

はたてさんかわいい(結論
posted by 村人。 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | WEB拍手お返事

最近のお絵かきまとめ

このところ描いたもの(えっちなのを除く)をまとめてアップです!

20120603ayahata.jpg
タッグマッチ制バトルがあったらいいよね!
という妄想。
あやはたとかあったらもう死ぬ気で使いこなします。本当。本当。

20120618alice.jpg
ぎゃおー。
20120622_alice_next2A.jpg
たべちゃうぞー。

20120701sakuya.jpg20120705sakurei.jpg20120702par.jpg
過去の、創想話には投稿しなかった(ここにだけ書いた)SSをpixivに復刻していくときのタイトル絵。
なお今のところ咲夜さん皆勤賞。
むしろ咲夜さんが登場するからこそ投稿できなかった説

20120804a.jpg
こいし「さ、さ、お姉ちゃん、せっかくの免許の更新だから思い切り可愛く撮るよー!」
さとり「普通でいいんだけど……」
こいし「元気に可愛く! はい、ピース作って」
さとり「……こう?」
こいし「ちっちっ、違うなー。最近の流行は両手でピースだよ。これが可愛いんだから!」
さとり「……これでいいのかしら。なんか変じゃない?」
こいし「おっけ、おっけ、さ、撮るよ」
さとり「うん……」
こいし「はい、ここで笑顔!」
さとり「えっ急に言われても……こ、こう?」
(パシャ)
こいし「……」
さとり「終わり?」
こいし「……うん! ばっちり可愛く撮れたよ! じゃあ出してきてあげるね!」
さとり「可愛く撮れたのかしら。ねえ、お燐、どう思う?」
お燐「えっあっ……」
さとり「……」
さとり「こいし! 待ちなさい!!」
posted by 村人。 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) |

2012年07月29日

夜空に願いを

ものすっごく久しぶりの更新です!!!!!
すみません……


そして今更ながら7月7日、七夕に創想話ジェネに投稿したSSの再掲載です。
なにげに更新していない期間に絵の方はかなり描いてたりするのでそちらも後日まとめて上げます、はい。

↓以下本文です







「明日は、七夕なのよ。七夕知ってる?」
 図書館にやってきたアリスは、挨拶の後、すぐに本題に入った。パチュリーは読んでいた本の上に手を置いて、ふむ、と呟いた。
「七夕。そんな時期なのね、もう。懐かしいわ」
「……懐かしい?」
「ここに住み始める前は、七夕のお祭りを見ることもあったわね」
「つまり、ここではやってないんだ?」
「今のところ、ね。レミィはパーティ好きだから、そんなのでも口実にしてそのうちなにか始めるかもしれないけど――でも、夏はあんまり元気ないからね、だから今までなかったのかも」
「なるほど、お嬢様の機嫌一つってことね」
 アリスは椅子を引いて、パチュリーの隣に座る。
 ほぼ同時に、小悪魔がお茶をいれて運んできた。早さからすると、アリスが図書館に入る前、おそらく紅魔館に入ったというあたりから準備を始めていたのだろう。アリスは笑顔でありがとう、と応対する。
「魔界には七夕のお祭りはあったの?」
「うん。お祭りというか、イベントって感じなんだけどね。屋台出したり、花火大会したり、織姫と彦星の二人が商店街を歩いたり、そんな感じ」
「凄いわね。織姫ズは魔界で会ってるのね」
「ズって。いや、いや、もちろん、本人じゃなくて、コスプレだから。本人はたぶん天界とかで会ってるんじゃないかしら」
「織姫ズも、天から自分たちを肴にしてはしゃいでる民衆を見てどんな気持ちなんでしょうね」
「なんかその表現だと二人組の姫さまユニットみたいで間違ったイメージしちゃんだけど」
「パチュリーでーす」
「えっ……あ、アリスでーす」
「二人揃って――我ら<<七曜魔女連盟>>なり」
「そこ織姫ズじゃないんだ!?」

「で、織姫と彦星って、なにやらかした子なの?」
「やらかしたって。なんか、色んな言い伝えがあるみたいだけど、えーと確かね。織姫が、機織りが上手なお姫様で、彦星が牛飼いで、二人の仕事っぷりが認められて結婚したけど、結婚したら遊んでばっかりで仕事しなくなっちゃって、それで神様が怒って二人を別れさせたって話」
「別に悪いことしたわけじゃないのね。遊んで暮らせるだけの財力があるなら、別に好きにすればいいと思うんだけど」
「……いや、うん。二人が仕事しなくなっちゃったから困る人がいっぱいいたのよ」
「どうして頼りきりなの? 二人ともそんな代理がいない仕事には見えないけど」
「えーと……きっと、レベルが全然違ってたのよ。あまりに名手だったから他に同じ仕事してた人が廃業しちゃってて、すっかり独占状態になってたのよ、きっと」
「伝説に残るほどの牛飼い名人ってどんな仕事するのかしらね。気になるわ」
「……何百頭くらいいたのを、一人で飼ってたとかじゃないかな」
「なるほど。それが野放しとなると大惨事ね。つまり七夕伝説というのは、能力を持つからには責任も発生する、という教訓を伝えるための寓話だったのね」
「そう……なのかな……」
「例えるなら、明日急に咲夜がうちからいなくなるような状態ね。確かにそれは、世界の崩壊に等しいわ」
「そこまで!? いや、咲夜の仕事っぷりは知ってるけど、でも咲夜が来たのってつい最近でしょうに」
「――人は有史以前、火も文字も持たない時代から生きてきたわ。だからって、今の人間がその時代に戻って生きられるわけじゃない。そういうことよ」
「咲夜一人で人類一万年分のスケールなんだ……」


「いや七夕について論じに来たわけじゃなくてね」
「ん?」
 お茶を飲み干して落ち着いたところで、方向転換。
 おかわりいかがですか、とタイミングよくやってくる小悪魔に一礼して辞退。
「もし、体調良かったら、星見に行かない? って誘いに来たの」
「ああ、そうだったの。体調は見ての通りよ」
「いやいつも通りでよくわかんないんだけど……」
「そういうこと、いつも通り。240キロワットくらいよ」
「ますますわかんないんだけど! 確かになんか元気さの単位っぽいけどっ!」
「こうやってドタバタするアリスを眺めて幸せを感じる余裕がある程度には元気ってことよ」
「ああそうねいつも通りねなるほどねっ」
 少し悔しそうに目を閉じつつも、まあ、元気ならよかったわ、とすぐに気を取り直す。切り替えの早さが紅魔館で会話をするためのコツである。
「でも、わざわざ見に行かなくても、紅魔館にも星が見える場所はいくらでもあるわ」
「あ、うん、そうじゃないの。魔理沙がね、天体望遠鏡出してきて張り切ってるから。今年こそはベガとアルタイルが出会う瞬間を目撃してやるぜって。で、せっかくだしみんなで一緒に空でも眺めつつ、願い事でもしてみようかな、という感じで」
「そういうことね。天体望遠鏡……そんな大物、盗むのも大変だったでしょうに」
「いやいや。望遠鏡は、魔理沙が小さい頃からずっと持ってるものなんだって。家出をしたときに真っ先に選んで持ってきたとか」
「……ああ。あの子、星、好きよね」
「うん。よかったら、天の川のこととか、いろんなこと質問してみて。もう、目を輝かせていっぱい語ってくれるわよ」
 アリスは軽く俯いて微笑んだ。
 ほんの少し苦笑いが混じっているのを見つけて、パチュリーも、くす、と小さく笑った。
「あの子は、一人なの? また巫女とかいろんな妖怪とか集まって、結局宴会になってたりしてない?」
「大丈夫だと思う。魔理沙は、星の観察のときはいつも静かにするのが好きみたいだから。……話すのは、いっぱい話すんだけど、その。賑やかにはしないっていうか」
「なるほど。アリスが言うのなら、間違いないわね」
「……だと、いいんだけど」
「アリスが魔理沙のことを語るのに、間違えるなんてことはないでしょ。逆も、ね」
「う……うーん」
 パチュリーは静かに本を閉じる。これが、回答だった。
 背後についていた小悪魔に、出かけてくるわ、と一言伝える。
「行きましょ。久しぶりに月の光も浴びたいしね」
「うん、ありがとうね」
「いいわ。外で話をするのも、新鮮でしょう。アリスには、私のことももっと知ってもらわないといけないし」
「……う……うん」
「私は、あの子ではとても教えられないような乙女の秘密も全てさらけ出す覚悟ができてるわよ」
「なんの話なの!? あえて外に出るときに!?」
「やっぱり、今のほうがいいかしら」
「それは、もちろん――いやいやいやいや、違うからそういう罠選択肢なしで!」



「お、来てくれたか。体のほうは大丈夫か?」
「大丈夫よ。……ありがと」
「おう。ま、夜なら割と外も過ごしやすいだろ?」
「そうね」
 魔法の森の少し外れ、山を登ったところに、木が少なく見晴らしが良い場所がある。人間はまず立ち寄れず、妖怪もあまり住んでいないという、静かに天体観測を行うには絶好の場所だった。
 魔理沙は立派な天体望遠鏡を構えていた。アリスとパチュリーがやってきた時にも望遠鏡を覗きこんでいたが、二人が着地する前に、気配を感じたのか目をレンズから外して、声をかけてきていた。

「……なるほど。ここまで見えるものなのね」
「だろーだろー、すごいだろー」
 レンズを覗きこんで、微かながら感嘆の声を漏らすパチュリー。天体望遠鏡を覗いたことがない、というパチュリーに魔理沙がさっそく薦めたのだ。難しい調整は終わっている。覗きこむだけではるか遠くの星がはっきりと大きく見える。
「ちょっと難しいけど」
 くい、と軽く本体を動かして、見える場所を調整する。軽く動かしただけなのに、見える範囲はまったく別物にまで変わる。微調整は容易ではない。
「ああ、近くに見たいものがあるなら、手で本体動かすんじゃなくて、そこのツマミを回すといい」
「ここ?」
「それ、それだ」
「ふんふん」
 魔理沙が教えて、それをパチュリーが素直に吸収していく。
 めったに見られない貴重な光景が微笑ましく、アリスは少し離れた場所からそれを眺めていた。
「日付が変わるまでもうちょっとあるから、存分に遊んでくれ」
「うん。たぶんあと三分くらいで飽きるけど」
「……お、おう」

 ほぼ三分後、望遠鏡は再び魔理沙の手に戻った。
「じゃ、天の川にしっかり照準をあわせて、と」
 活き活きと作業をする魔理沙の近く、丁寧にも準備されていた折りたたみ椅子にパチュリーとアリスは腰掛ける。
「あとは待つだけだ。せっかくだし、星の話でもしないか? なんでも質問に答えるぜ」
「質問」
「お、いいな、積極的な生徒は好感度大だ」
 パチュリーの挙手に、魔理沙が嬉しそうに指差し指名する。
「ここから100万パーセク以内の恒星のうちニッケルの存在量が一番多い星は?」
「すまんもうちょっと中級者向けくらいまでの質問で頼む」
「んー。じゃあ、水素のスペクトル系列で、可視光の中で一番波長が長いのはなに?」
「お前絶対自分の得意分野でテストしてるだけだろ。まあそいつは簡単だけどな。バルマー系列アルファ、656ナノメートルだ。星の観察には基本になる数字だから、」
「次、冬の大三角形で――」
「答えてるんだからせめて聞いてるフリくらいしてくれよ! あともう絶対七夕に絡めてくる気ないだろ!」
「わかったわ。聞いてるフリするから」
「いや宣言されてもさ」

 生徒としては極めてやりにくい相手に授業をしている間に、時間は過ぎていく。魔理沙が疲れた顔をしているのも、やむなしだろう。が、なんだかんだで星の話をたくさんできたためか、満足感はそれなりにあるようだった。
「そろそろ日付が変わるな」
 手元の時計を魔法の光で照らしつつ確認、魔理沙が宣言する。
「よし、それじゃ歴史の目撃者になってみようか」

「でも、伝説はあくまで伝説でしょ? まさか、本当に七夕になるとなにかが起きるなんてことはないんじゃないの?」
「おう。あえて今このタイミングまで引っ張ってきて言うか」
「えっ、あ……ごめんなさい」
 アリスは少し慌てて、首を横に振る。
「とりあえず一緒に星を観測してお話するための口実みたいなものだって、思ってたから……」
「いや、半分そうだけどな」
「そうなんだ」
「でも、わからないだろ。織姫も彦星もさ、二人が会うこのときを地上からみんな祝福してるって知ってるだろうしさ。だったら、会えたよって合図っていうかアピールっていうか、なんかやるかもしれないだろ」
「……ロマンチックなのか現実的なのかよくわからない意見ね」
 パチュリーの横槍に対しては。
「それを両立させるのが、魔法使いってやつだろ」
 自信満々に、魔理沙は答えた。
 不意を突かれて、パチュリーもアリスも、軽く驚き、言葉を失った。
「……い、いや、うん。今日のこれにはあんまり、魔法関係ないだろうけどさ」
 少し恥ずかしそうな魔理沙の声。
 もう望遠鏡を覗きこんでいるため、その表情は伺いにくい。
 パチュリーとアリスは、二人、同時に笑った。
「……なんだよっ」
「うふふ。別に」
「別に」
「むー」

「あっ」
 望遠鏡を覗いていた魔理沙が、声を上げた。
「見えたぞ」
「え?」
「ああ、天の川が、光ってる。これ、あれだ。橋だ、間違いない!」
「え? ――ここから見てるぶんには、よくわからないんだけど」
「同じく」
「まあ、見てみろって。これは大発見だぞ。さあ、早く!」
 魔理沙がパチュリーを手招きする。
 パチュリーは少し迷った様子を見せるものの、魔理沙の様子を見て、好奇心が上回った結果、腰を上げる。さあさあ、と魔理沙は手を引っ張って望遠鏡へと誘う。
「そこを覗きこむ感じだ」
「わかってるって」
 パチュリーがレンズを覗きこむ。少し前に練習していただけあって、スムーズな動作だ。レンズはしっかりと天の川、そして二つの明るい星を捉えていた。
「……普通なんだけど」
「いや、時々光るんだって。よく見てろ」
「んー……」
 魔理沙はパチュリーの横顔を、アリスは空をじっと見つめる。
 誰もが黙ったまま、数秒の静寂。
「あっ」
「お? 見たか? 見えたか?」
「見えたわ」
「すごいだろ? な?」
「そうね、凄いわね。はい、アリス、どうぞ」
「え? あ、うん……じゃ、私も」
 今も特になにも観測できなかったアリスは、パチュリーの勧めのままに交代する。
「なんだ、冷めた反応だな。感動はないのか?」
「そうかしら。歴史的発見の割には、お互い様じゃなくて?」
「……あーいや」
「あ、光った。……綺麗」
「だろ? だろ?」
「すごいわね、どういう仕組み?」
「えっ」
「そうね。微かに魔法の気配は感じるんだけど、魔理沙が今魔法を使った様子はないし。なかなか凄いと思うわ」
「……いや……いやまあ」
 あっさりと二人に詰め寄られて、魔理沙は乾いた笑いを顔に張り付かせる。
 しばらく口を半開きにしたまま、なにか言葉を探していたようだが、やがて観念したのか、がっくりと肩を落とした。
「せめて、少しくらいノってくれてもよかったのになー……」
「あら、凄いと思ったわよ、違和感あんまりなかったし」
「そうね。よくできていたわ」
「私が求めていたのは、そういう感動じゃなくてだな」
「まさか、魔女相手に魔法を使ってバレないと思っていたわけでもあるまいに」
「……うまくやったつもりだったんだけどな」
「うまくできてると思うわよ、ねえ、魔理沙、どうやったの、あれ? 気になるわ」
「そうね。それを聞かせてもらわないことには終わらないわね」
「お前らな……」
 ロマンチックと現実主義。
 どうやらその比率は魔法使いによってもいろいろと違うようだ。
 そんなことを思いながら魔理沙は苦笑いを浮かべつつ、天体望遠鏡の仕組みの解説とともに、中に仕込んだ発光フィルムと動作原理について解説するのだった。星の話よりもよほど真剣に聞く二人に対して言いたいこともあったが、ともあれ楽しんでもらえたならそれでいい。と、魔理沙は呆れつつも思うのだった。

「楽しかったわ。星の観察もなかなかいいものね」
「お前、あんまり星みてなかっただろ……」
「いいじゃない。星は逃げはしないわ。でもこの時間は貴重なものだったわけだし」
「そうそう。星を見ながら三人で話をしたってところに、意義があるのよ」
 パチュリーに続いて、アリスも嬉しそうに言った。
 そっか、と魔理沙は素直に頷く。
「でも次は、もうちょっと雰囲気のある会話もしてみたいもんだぜ」
「魔理沙はロマンチストね」
「そうね」
「……悪いか」
「ううん。でも、魔理沙、なんだかんだ言って、こんな準備してたってことは、自分でも天の川に本当になにかが起きるって信じてなかったってことじゃない」
「……あれはあれで、本音なんだぜ。毎年、なんにもないんだけどさ。だから、保険だな、保険。せっかく来てもらったのに、なにもなしじゃ寂しいだろ」
「あら、優しい魔理沙」
「ふふ、ありがとうね」
「……」
 魔理沙はふい、と顔を逸らす。
 帽子を深く被る。暗くて顔は見えにくいというのに、その仕草こそが魔理沙の表情をなによりよく表していた。
「それより願い事だ、願い事。せっかくだし最後に願い事してから帰るといいぜ。一応、そこまでが七夕のイベントってことで」
「短冊準備してるの?」
「いや、略式でいいだろ。星を眺めながらさ、心のなかで――」
「アリスがメイドになりますように」
「心のなかで!」
「いや心のなかで願われても困るんだけど私」
「……ったく」
 笑いながら、魔理沙は空を見上げる。
 ベガとアルタイル、そして天の川。もちろん、周囲には他にも無数の星がある。魔理沙は星空を見上げて、願い事を考える。
 たとえば――
「あっ」
「あ……」
「えっ?」
 そのとき、三人同時に、声を上げた。
 パチュリーとアリスは、魔理沙のほうを見る。魔理沙は、二人のほうを見て、首をゆっくり横に振る。
「……今のは、私じゃない。今、流れ星、見えたよな?」
「見えた」
「うん」
「流れ星、天の川を渡ってたよな?」
「そうね」
「……ふふ。私たち、本当に歴史の目撃者になっちゃった?」
「そうだな、これは、見てしまったな。あっ、しまった、願い事、するの忘れてたぜ」
「七夕と流れ星で二倍効果があったかもしれないのにね」
 アリスが笑いながら言う。
「私は間に合ったけど」
 パチュリーは落ち着いた声で言った。
「まじで」
 驚く魔理沙に、こく、と首を縦に振る。
「魔女は機会を逃さないものよ。二倍効果なら完璧でしょう。これでメイドアリスを二人確保できたわ」
「私一人しかいないからね!?」
「じゃあ、二生分」
「もう私生まれ変わり後の職業まで決められちゃうんだ……」
「――冗談よ。そんなことは願わなくても、その気になればいつでも実現出来るだけの手段は準備してるから、いちいち願ったりしないわよ」
「そ、そう。よかっ……よくない!? 割と聞き捨てならない言葉が!?」
「じゃあ、なにを願ったんだよ」
「……さあ、なにかしらね。案外、魔理沙と同じかもね?」
「え、じゃあ、来年も三人でこうして遊ぼうって――あ、いや……」
 しまった、と口を押さえる魔理沙だったが、当然、もう手遅れである。
 パチュリーの視線。
 アリスの視線。
 両方が、魔理沙にしっかりと向いていた。
 二人、申し合わせていたかのように、同時に笑った。
「叶うわね」
「間違いないわね」
 星と月の微かな灯りの下、魔理沙はしゃがみこみ頭を抱えた。
 こんな魔理沙を見ることができるなら、年に一回と言わず、もっと来てもいいかもしれない。魔女、パチュリー・ノーレッジの七夕の日記は、その一文で締めくくられた。
posted by 村人。 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | SS

2012年06月03日

橙と君の神隠し

下の記事でも紹介しました、サークル「君の美術館」様のアレンジ曲「橙と君の神隠し」が、あまりに好きで好きで好きでたまらないので、この気持ちを伝えるために一枚の絵にしてみました。
といっても、もちろん、この素敵な曲の1割も伝えられていません。自己満足でしかありませんが! それでも! なにもせずにはいられなかったのです!

幻想郷に迷い込んだ一人の少年と橙の出会いから別れまで。
「少年」であることは名言されていませんでしたが、そこは想像で決め打ちしました。
橙の視点の曲だったので、お別れしたあとの少年のことはわかりませんでした。なので、そこも想像で一コマ入れてます。この展開がイメージできるようにちゃんと伏線が入ってるのが実に素敵です。


20120603_chenkimi.jpg

posted by 村人。 at 22:24| Comment(1) | TrackBack(0) |

例大祭9ヴォーカルアレンジアルバム紹介

例大祭9はヴォーカルアレンジCDがいつにもまして大当たりでした!
というわけで今回はツイッターじゃなくてこっちでしっかりおすすめ紹介をいたします!!

■アルバム名/サークル名
となっております。

お気に入り曲は
☆神
◎かなり好き!
○好き!
くらいの感じで


■ataraxia2 -ep edition2-/君の美術館
http://www.kimino-museum.com/ataraxia2_ep2/

<お気に入り曲>
☆橙と君の神隠し
◎二色蓮花蝶

3曲入りのアルバムですが、3曲とも素敵です。
が、なんといっても、今回は「橙と君の神隠し」に完全にハマりました。全東方ヴォーカルアレンジの中でも一番好きな曲になったかもしれません。とにかくポップで可愛くてノリもよくて気持ちよくて、しっかりとした世界観があってストーリーがあって、何度も歌詞カードを読み返しながら聞いて涙しました。大好きですとしかこれ以上は言いようがありません。
是非聞いてみてくださいませ!


■Arcadia/GET IN THE RING
http://gchm-music.com/arcadia.html

<お気に入り曲>
◎寂しがりやのクイックシルバー
◎優霧
○One-Side PaL
○希望の閃光
○WITCHCRAFT!!

自分的にハズレ曲がまったくないことでお馴染みのGET IN THE RINGさん。このサークルの曲の好きなところを直感的に言えば「気持ちよさ、心地よさ」になるのかなと思います。しっとりしたり、かっこよかったり、ノリノリだったりするのですが、どれを聞いてもとにかく気持ちよくて、口ずさみたくなるメロディで、聞いてるうちにだんだん好きになってきます。
今回特に「寂しがりやのクイックシルバー」はかなりの名曲。原曲は「幽霊楽団」と「夢消失」で、後者は東方の中でもかなり存在感が強く評価の高いメロディラインを持っている曲で逆にアレンジは難しそうなのですが、見事に原曲を生かしつつオリジナリティを出してて、これぞアレンジなんだと感じさせられました。しっとりと響いてくる、気持ちいい一曲。
優霧はバラード曲で、みぃさんの力強い声を存分に味わうことができます。


■幻想☆あ・ら・もーど/SOUND HOLIC
http://sound-holic.com/_rei_2012.html

<お気に入り曲>
◎紅夜の仮面舞踏会
○STARSHIP 2012
○LOVE≒HAPPY
○Diamond Dust
○Time wanna feel myself
○Finale

こんなにも好きな曲が! これが全部同じ人のアレンジだということに驚きです。
全体を通してノリがとてもよくて、間奏も凄まじくかっこいいです。そして可愛い曲多めです。
紅夜の仮面舞踏会は耽美な感じ。もともと好きなタイプの曲ですが、一気に気に入りました。メロメロなり。ヴォーカル3Lさんの力もかなりありますね。
LOVE≒HAPPYは世にも珍しい、可愛い系アレンジの千年幻想郷。かわいいですよ! STARSHIP 2012も珍しい可愛い系摩天楼。こっちはノリノリで魔法少女系アニメの主題歌的な感じが。
Diamond Dustはこのアルバムでは一番かっこいい曲。無何有の郷の原曲メロディをほとんど活かしつつものすごくかっこよく仕上げてきました。ぜひ聞いていただけましたら。


■幻想遊戯館 - Fantastic Casino -/Arte Refact
http://www.arte-refact.com/fantastic_casino/

<お気に入り曲>
◎永久に続くしゃがみ攻撃
◎オシャレ魔女!?プリズムリバー
○神さびた競馬場
○メダルゲーム「えそてりあ」
○いたずら☆ぬえのUFOキャッチャーマスパ仕立て


ゲームセンターがテーマのアレンジアルバム。いろんなゲーム風のアレンジが楽しめます。これまたどれもハイレベル。なにせArte Refactは「SYNC.ART'S、Sound Online、dBu music、C-CLAYS、君の美術館による合同音楽サークル」です。それはもう素敵な曲が揃うわけです!
タイトルだけ見ると電波系な感じを受けるかもしれませんが、アレンジ自体はほぼガチです。歌詞は面白いのがちらほら見受けられるというか「えそてりあ」はちょっともう何回聞いても笑ってしまうものなのですが。
「永久に続くしゃがみ攻撃」はサビの気持ちよさが半端なく。
「オシャレ魔女!?プリズムリバー」はとっても可愛い幽霊楽団アレンジ。だんだんハマってきます。
Arte Refactは東方前作の「幻想遊園郷」も素敵なのでぜひぜひ。こっちは「宝船」がめちゃくちゃ好きです。
さらにオリジナルアルバムの「Primavera 〜 春色エディット 〜」も大好きでハマっております。ます!


■Rainbow Spell/はちみつれもん
http://8lemo.com/products/rainbow/

<お気に入り曲>
◎白風アケルアキエース
○Magic Carnival

「白風アケルアキエース」は過去最高にかっこいいフォールオブフォールのヴォーカルアレンジ。この曲は実に民族楽器が似合います。本当に。
和風の伴奏が恐ろしいほど心地よく、そしてかっこよく。ぜひ聞いてほしい一曲です。三味線(?)がこんなにかっこいいものになろうとは。
ラスト付近の刀の音もまたいい味出してます。
Magic Carnivalは恋色マスタースパーク中心の魔女曲アレンジ。マリアリ曲。可愛くて気持よく浸れます!
posted by 村人。 at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年05月29日

自由に味付けして。

「あれ、咲夜。珍しいじゃない」
 声をかけられたのは、賑やかな市場を歩いていたときだった。
 人の数は多く、声も常に飛び交っている中ではあったが、咲夜は迷わず声の発生源のほうに振り向いた。
「メイド服だし背が高いし、もしかしてって思ったんだけど。やっぱり目立つわね、あなた」
 などと、綺麗な金髪を輝かせながら、アリスは言った。目立つという意味では明らかにお互い様だったが、あえて指摘するつもりもない。
「どうも」
「お買い物? 相変わらずメイド服ってことは、仕事?」
「ええ」
「珍しいわね。いつもはちっちゃいメイドたちの仕事よね? ちょくちょく見かけるし」
「高級品や大口購入のときは私が出るのが基本よ。十分に交渉が必要だから。でも、今日は、そうね、特別。パチュリー様が、人間はもっと定期的に日の光を浴びるべきだってお嬢様に進言してくださったようで」
「ああ……あなた、言われなかったらずっと中で仕事してそうよね。今の言葉はパチュリーにそのまま返したくもなるけど……」
 少し複雑な表情を見せるアリス。咲夜の感覚では、魔法使いというものは日陰に閉じこもっている状態が普通であって、このアリスや魔理沙のほうが特殊なのではないかと思うものだが、これも別に指摘する必要はないと思い、口には出さない。
 ここは野菜や果物を中心とした食料品市場である。日常的に消費する食材の買い入れは、事実、通常は妖精メイドが担当している仕事だ。咲夜自らが食材を調達するとなると、普通には手に入らないものが必要なときだった。それはたとえば高級食材であったり、あるいは――普通の人間は食材と認識していないもの、を、調達するときである。
 が、今日に限っては、ごく日常的な買い物だ。逆に慣れていない特殊ケースである。
「でも、一人なの? 大丈夫? あそこっていっぱい買うんじゃないの?」
「妖精はなにも食べる必要ないから、それほど必要ないのよ」
「……あ。そういえばメイドはあなた以外妖精だったわね。なんか、忘れちゃうわ。妖精らしくない、なんというか、一体感、連帯感を感じるから」
「わざわざ働こうなんて考えてる時点で妖精の中では変わり者が集まってるのよ。ほとんど遊んでるけど」
「……大変よね、あなたも」
「紅魔館では働き者で色々とできる器用なメイドをいつでも募集しておりますわ」
「あ、う、うん。いい戦力になる子が見つかるといいわね」
「紅魔館では働き者で炊事洗濯裁縫人形作り人形劇なんでもできる器用な金髪メイドをいつでも募集しておりますわ」
「かなり限定してきたっ!?」
 アリスが少し慌てたところで、咲夜はほんの少しだけ、微笑む。
「あなたが欲しいのは本当よ、アリス。魔法使いとして、人形遣いとして、自由に生きているあなたが輝いているのは確かだから、強引な勧誘はしないけどね。気が向いたらいつでも来て頂戴」
「え……あ、う……ま、まあ、私だって、嫌だってわけじゃ、ないから。ただ、やりたいこともあるから、できないっていうか」
 咲夜は微笑をたたえたまま、アリスの言葉をゆったりと聞く。
 アリスは少し顔を赤くしつつますます慌てて、えーっとと言葉を探しつつ喋る。が、途中ではっと真顔になって、今度はゆっくりと、ため息をついた。
「う……危ない、危ない。あなたのペースに巻き込まれるところだったわ」
 視線を咲夜から少し外しながら、もう一度深く息を吐く。
 しばらく間を置いてから、上目遣い気味に咲夜の顔を覗き込む。
「咲夜、絶対、自分の容姿とか表情とかがどんな効果を生むか、計算してやってるでしょ」
「さあ? どういうことだか、よくわかりませんわ」
「……もう。悔しいわね、そうやってトボけるんですら、なんかサマになっちゃうんだから」
「褒め言葉?」
「ええそうよ! にくったらしいわねもうっ! なにやっても無駄にかっこいいのよあなたは! ……まったく、危うく口説かれちゃうところだったわ」
「あら、ありがとう。でも、アリス。さっきの言葉は本気よ?」
「……! だ、だから、そういうの、やめてっ」
「はいはい」
 くす、と咲夜は笑った。今度は先ほどと異なり、子供っぽさも感じさせるような笑い方。
 アリスはもう一度、深く、ため息をついた。
「まったく。どうせ、パチュリーに頼まれてるんでしょ、勧誘しておいてとか」
 小さく吐き捨てた言葉に、咲夜はほんの少し目を丸くして、ん、と首を傾げた。
 ここで、一秒ほどの、間を置いて。
 もう一度、計算されたような微笑みを浮かべる。
「それは、私自身の意思で誘ってほしかった、という言葉として受け取っていいのかしら」
「えっ……あ、いや、そういう、そんな話じゃ」
「安心して。もちろん、私自身の思いで、あなたが欲しいの」
「うっ……うーーーーーっ! だからっ! それ、やめてっ! 流されそうになる自分が怖いからっ!」
 耐え切れず、またアリスは、今度は上半身ごとひねるほどはっきりと、咲夜の顔から視線を外し、顔を手で覆った。赤く染まった頬や、どうしても緩んでしまう表情は隠しきれていない。
 ご意見、承りましたわ。などと落ち着いて言いながら、咲夜はその後はただ黙って、アリスの調子が戻るのを、じっと見つめながら、待った。

「でも、さすがね、アリス。子供たちの前で人形劇を披露しているだけはあるわ」
「え? なに、が?」
「これだけ注目を浴びてること自体は、意外に平気なのね、と思って」
 咲夜の言葉を聞いて初めて気づいたように、アリスは、顔を軽く、そして目を左右に振って、周囲の様子を眺め確認した。
 長身で美人なメイドと、金髪の少女という組み合わせ。そして、なにやら妖しげな会話。必然的に人々の好奇心を煽っていた。割と遠慮がちにちらちらと見ている人もいれば、堂々と観戦モードに入っている人もいた。
「……」
 ようやく落ち着き始めていたアリスだったが、また顔を下に向けて、ついに両手で顔を覆うのだった。


「おう、アリスちゃん、お取り込み中だったみたいだけど、もう話は終わったかい?」
「……お騒がせして、ごめんなさい」
「いやいや! だーれも迷惑だなんて思っちゃいないさ。みんな面白そうなことが大好きだからねえ」
 アリスは、すぐ近くの出店の主人と思われる男に話しかけられていた。
 とりあえず流れで、咲夜もアリスの後ろにそのままつく。
「今日はトマトが、いいのが入ったよ! 金はいらねえ、持ってってくれ」
「え、いえ、そういうわけには」
「いいって、いいって。いつもひいきにしてもらってるからね。あの、注目のアリスちゃんひいきの店ってだけで宣伝効果は抜群だからね!」
「えっ私いつそんな注目を集めたんです?」
「さっきとかだな」
「……あうう」
「ひひ、実際、本当に世話になってるんだよ。持ってってくれよ! そんかわり今後ともヨロシク、ってことで」
「うーん。ありがとうございます。では、せっかくなので」
「後ろのメイドさんも、ほら、どうぞ。美味しいよ」
「あら。私もよろしいので?」
「アリスちゃんの友達だろう? 是非、試してってくれよ。うちは質のいいものしか扱わないからね、絶対気に入ってくれるはずさ」
「確かに、いい色してますわ。それでは、四ついただけるかしら? 値段は三つ分でいいのかしら」
「ん、四つかい。ああ、そうか、メイドさんだからね、大きな家なんだろうねえ。いいよ、じゃ、全部持ってけ、ってわけにはいかないけど、半額で」
「ありがとうございます」
「いやいや、友情価格だよ、うん。アリスちゃんの友達ならこの店の友達だ」
「お世話になりますわ」


「アリスの人気のおかげで役得だわ」
「う……うーん。別に、人気とかじゃないと思うんだけど。あの店は実際よく使ってるしね。時々おまけしてくれるし、いい店だと思うわ」
 大きなカゴにトマトを四つ。まずは幸先の良いスタートである。
「友情価格って、今後も適用されるのかしら」
「……いや、あの人も精一杯だと思うから、容赦してあげてね、できるかぎり。あなたが本気出したら大変なことになりそうだし。全品八割引くらいは勝ち取りそうだわ」
「そうね。アリスの評判を落としたら大変だから、控えめにしておくわ」
「あ、さっきの部分は特に否定もしないんだ……」
「――はーい、アリスちゃん、いらっしゃーい! 今日はまた一段と可愛いところを見せてくれたわねー、ふふ」
 先程の店からまだ数歩歩いた程度の場所で、今度は反対側の並びにある店から、声をかけられた。
 今度はそこそこ若く見える女性の店主である。
「どうも、ええと……できればさっきのことは気にしないでいただけると」
「いいーや、貴重なところを見せてもらったからね、しっかり覚えちゃうわよー」
 ニヤニヤと笑ったあと、店主は今度は軽く口をとがらせた。
「でも、ひどいじゃない。あんな奴のところで野菜買っちゃうなんてー。アリスちゃんはあたしの味方だと思ってたのに……裏切ったのねっ!」
「……おい、聞こえてるからな、そこの」
「聞こえるように言ってるんですぅー」
「ああそうかい。営業妨害で訴えてやろうか、ああ?」
「やだー、怖いわー。アリスちゃん気をつけてねー、あのおっさんアリスちゃんを見る目あやしいわよー」
「おめーはそうやって人の悪口しか言えないから売り物も腐ってばっかりなんじゃねーのかよー」
「あ、あの、えっと」
 唐突に始まった、店主同士の野次り合いに、アリスは苦笑いを浮かべながら、とりあえず手で仲裁の仕草を見せる。
 近くの店は近くの店で、おお、もっとやれとか、また始まったよとかそんなことを談笑の雰囲気で言うばかりで、誰も本気で止める気などない。この光景を初めて眺める咲夜でも、これがごく日常的なやりとりであって、特に事件ではないということはすぐにわかった。
「それにしても、綺麗どころには綺麗な子が集まるのかしらねー。これまたすっごい美人を連れてるじゃない、今日は。最初はアリスちゃんのメイドさんかと思ったけど、そうじゃないみたいね」
「ありがとうございます。今後は何度かお世話になると思いますわ」
 店主の言葉に、咲夜はすかさず頭を下げて礼を言う。
 頭を下げているのに、決して卑屈や謙遜ではなく自信を感じさせるような礼、であるにもかかわらず、それがまた好印象を生むほど自然な仕草。
 はぁ、と店主がため息をつくほどである。
「こんな綺麗な外人さん二人が客に来る日が来るなんて、想像もしてなかったわー。人生、色々あるものね」
 二人は呼び止められただけであり、必ずしも客ではない。
 が、二人ともその点については特に気にしていない。アリスは、ちら、と咲夜の顔を伺ったが、少し口を開きかけて、やめていた。おそらく「外人さん」という点についてどう反応するか気にしたのだろう、と咲夜は読んでいたが、聞かれないのならばなにも言う必要はない、と知らぬ顔である。
「そうかそうか、これからも来てくれるっていうなら、うちもサービスしないとねー。運がいいよ二人とも、ついさっき新鮮な卵が入ったばかりなの。貴重品だから普段は結構なお値段するんだけど、今日は……これくらいで、おまけしちゃうよ」
 店主は指を二本立てる。今度は咲夜がアリスの様子を伺う。アリスは、いつもより確かに安い、と視線に答えた。
「あたしは優しいから、裏切りの件は許しちゃう。でもアリスちゃんもメイドさんも、あっちよりあたしの店をもっと贔屓にしてね! もっとサービスしちゃうから」
 アリスは曖昧な笑みを浮かべてそれには答えず、卵を六個買う。咲夜もそれに続いて十個。一応手にとって簡単に出来る範囲で質の良さを確認してから。
「性格の悪さが売り物に移ってなけりゃいいんだけどなあ」
「あーらとんでもない言いがかり。相変わらず非科学的ですわー」
「あ、あの、それじゃ、失礼しますね。ありがとうございます」
 また言い争いが始まりそうな雰囲気を感じて、アリスは颯爽と撤退する。咲夜も小さく瀟洒に頭を下げてから、後に続いた。


「やっぱり人気者じゃないの」
「うー……まあ、金髪が珍しいのよ、きっと」
「それだけかしらね。でも、おかげでいい買い物ができたわ。ありがとうね」
「うん。あなたの役に立てたのなら、嬉しいわ」
 咲夜は、じっと、アリスの目を見つめる。
 アリスは、五、六秒ほど耐えたものの、やはり耐え切れず、少し視線を外す。
「……なによ」
「アリスの場合は、計算じゃなくて天然で言うのが魅力的よ」
「……ううう、なによ、じゃあもう言わないっ」
「あら、魅力的だって言ってるのに。きっとそういうのもメイドとしてぴったりの素質よ」
「あんまり関係ないと思うけどっ!」
 そうかしらね。
 わざと少し真面目ぶった声で言って、咲夜はアリスの視界の端で微笑みかけた。アリスは聞こえないふりをして、暗くなる前に帰るから、と言った。



***



 ことり。
 差し出された皿の一つを見て、パチュリーは首を傾げた。
「今日は随分とシンプルな料理ね。なにかしら、これは」
 広い食卓につくのは、レミリアとパチュリーの二人だけ。二人がちゃんと揃うこと自体も、それほど日常的でもなく、レミリアだけになる日も多い。
 料理を運んだ咲夜は、丁寧に一礼してから、答える。
「友情と裏切りの炒めものでございます」
「本当になんなの!?」
「ふ――さすが咲夜ね、一見相性の悪い二つをあえて合わせて味わいを深くするなんて。友情は裏切りの中にあってなお光る――そういうことね」
「いやなに言ってるのあんたも」
「お褒めに預かり光栄です、お嬢様」
「赤い裏切りの酸味に浮かぶ、微かに甘い友情か。咲夜の名付けは、上手いな」
「お嬢様、赤いほうが友情でございます」
「ああ。そうだろうね、知っていたよ」
「さすがです、お嬢様」
「いや、そういうのいいんだけど、結局なんなのよこれ」
「ですから、友情と裏切りの炒めもの 〜アリスの恥じらいに乗せて〜 でございます」
「なんか増えた!? え、なに、アリスがなんなの?」
「ああ、言われてみればあの魔法使いの香りがするよ」
「いやあんたも適当なことばっかり言うなほんと」
 適当なやり取りを聞きながら、咲夜はふわりと微笑んだ。
「素材がよければ、シンプルに仕上げるのが一番ということですわ」
 さあ、どうぞ。お召し上がりください。
posted by 村人。 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | SS

おへんじは食べてもいい人類だって言い伝えが……


はい! すっごい遅いお返事です!
例大祭の(お買い物の)準備に全精力を注いでました。例大祭は遊びじゃないんだよっ!
そして現在は例大祭の戦利品をほかほか楽しんでます。
楽しんでます。

君の美術館の「橙と君の神隠し」が素晴らしくて激ハマリ中です。
これに感想を送るために絵を書こうと思っているのですが素晴らしすぎて下手なものは描けないなあとかってにプレッシャーに思ってるくらいに。


>遅ればせながら前回更新分の拍手です! 送ったつもりになっていましたごめんなさい!
>そして同じく遅ればせながらコミティアお疲れさまでした! 色々お世話になりました!
>というわけで更新日に書いた文とそうでない文が混在していてテンションがおかしくなってますがお気になさらず。

>不意打ちですよ! マリアリ! マリアリ! ふおおおおおお!!!
>久しぶりの三丁目名物あまあまマリアリひゃああああああ!!!!!!

>……はい。落ち着きました。全く、ラブラブですね。ラブラブですね! もっとやれ!
>ついったで伏線がありましたがまさか即日完成とは。びっくりしました。

>四国旅行お疲れさまでしたー。おうどんたべたい。
>長文拍手が多いですし列車の中で全部は厳しいと思いますです。

>優等生でぼっちなはたてさんですね。文以外とはまともに会話も出来ないのに文には素直になれずにあたってしまうはたてさんかわいい。
>しかし某書籍では……しくしく。はたてさんのぼっちっぷりが露呈されていましたね。

>ネタバレ解禁きた! これで勝つる! 何にでしょうね。
>百瀬くん「千種は押されると断れない節があるから……」
>せなさん「百瀬は色々な方面から狙われているから。危ない。」
>つまり二人とも危なっかしいので誰かが守ってあげないといけませんね。生徒会とか数学部とかが。
>十和田さん「外は危ないから数学部にきなよ! 歓迎するよ! 外からの魔の手から"は"守ってあげるから!」

>常識人ということに疑問を持たれるくらいに百瀬くん。
>百瀬くんもきちんとせなさんの魅力を引き出してはいるのですが、せなさんが百瀬くんから引き出す魅力が大きすぎて相対的に見えづらいというお話。
>十和田さんか仮に警察のお世話になっても格子の中で素晴らしい理論を構築して、出てからそれを実践してくれることでしょう。

>五十嵐くんの氷を溶かしていくラブコメ「ももせな。アナザー」がまた刊行されるわけですね、わかります。
>百瀬くん「で」遊びたい、ですか。仕方ありませんね。

>by同じく百瀬くんで遊びたいmist

こちらこそ遅くてごめんなさい!
というかいつもありがとうございますー!
コミティアってもうアレですよね3週間以上前ですねひいい
お疲れ様でした。お世話になりましたですよー。予告通りものすごく暇だったと思いますが!

まりありきっす。ちゅっちゅ。
マリアリ画像を集めているうちに我慢できなくなって自分でも勢いで! という感じでもありました。ストーリーとかなにも考えずにただちゅっちゅ。
たまにはそんなのもいいですよね。

四国! これにいたってはすでに一ヶ月前ですねびっくり。
楽しんで参りましたとも、ええ。いろいろありました。きっとまた行く機会もあるでしょう!

はたてさんは真面目で、ある種頭もいい子だと思うのですよ。
本当はこのあたりをしっかり描いた話を……書いて、いた、はずだったのですが。不思議ですね。いつまでも出て来ませんね。
はたてさんは文を通じて世界を広げていけばいいのですよ!
本人が世界を広げることを希望しているかどうかはわかりませんが。
なんだか先日描いた燐空の関係に似てますねそれ。僕はそういうのが好きなんでしょうかわかりません。

ここからももせな。
百瀬君は守らなくてもいいと思います。もっとやられてください。
本気で百瀬君をアレするような度胸はきっと誰にもないでしょう。きっとみんな、「この千種さんが本気で怒ったらどうなるんだろう」とどこか恐れて……
千種さんは百瀬君が過剰なくらい守ってくれるので大丈夫でしょう。……大丈夫…………大丈夫かな……
数学部や生徒会は心強い味方ですね。強い連帯感があるので他の誰かの魔の手からはしっかり守ってくれる。まあ多少の成功報酬くらいは許してあげてもいいのではないでしょうかうふふふうふふ
まあヒロインですから可愛いのは当然ですよね。百瀬君。
いやもうそういうことでいいと思いますいっそ。このジャンルはまだ開拓されていない世界。あとは誰かが続いてくれるのを待ちましょう――
posted by 村人。 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | WEB拍手お返事

2012年05月02日

不意打ちだぜっ

mb_mariari20120502a.jpg

「っ!? ……ん……ぅ、ん……」
「ん♪」
「……もう、いきなりね」
「油断してるからなんだぜ。しばらく私に会えなくて寂しかったか?」
「しばらくなんて、一日出かけてただけでしょ」
「軽く言うなあ。……私は、寂しかったぜ」
「……ん、もう。私だってよ。当たり前じゃない」
「……へへ……んぅ!?」
「お返し……んっ」
「〜〜〜っ」
posted by 村人。 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) |

四面楚歌おへんじ

はい! また遅くなってすみません!
今度は体調不良ではなくて旅行準備とかお絵かきとか色々やってました!
お絵かきはえっちいのばっかりいくつか描いてました!
描きかけもありますがこのまま旅行行ってしまいます!
というかただいま四国旅行中に書いております! 列車(決して電車ではない)の発車待ちの間に!
(書き始めはそうだったのですが、結局帰ってきてから続き書いてます……)

5月5日はコミティアです! ひ03b「三丁目」です!
よろしくおねがいしますねー!



> 風邪完治おめでとうございます。その節についてはこちらも無理をさせてしまってすみませんでした。GWまで長引くような異常事態は避けられて何よりです。

>あやはた中心の学園モノは確かにあまり見ないですね。はたてさんが学校に登校しないからでしょうか。え、そんなことない?
>文先輩限定構ってちゃんのはたてさんですか素晴らしすぎます。なんだかんだ邪険に扱えない文先輩も素敵です。

>(続きますがやはりももせな。アフターのネタバレを含みます)

ありがとうございますー! ご迷惑をおかけいたしましたー!
なんとか連休は元気に過ごせそうです!
最後にコミティアも待ってますしね!!

はたてさんは学校に行かないほど重症ではないと思うのですが、そんな作品もあってもおかしくはなさそうです。
どちらかといえば学校はちゃんと行ってる優等生だけど、文以外とはほとんど絡まない感じの。
そしてその文は誰とでも絡むからどうしても置いてけぼりの気分になってうぎぎと悔しがってるのですね。それでも文から離れられないはたてさんかわいい。



> ※以下ももせな。アフターのお話


>せなさんの存在感も結構なものなはずですが、百瀬くんの存在感が強すぎて控えめに見える不思議。
>恋する男の子も可愛くなるのですか納得です。もっといちゃついてもっと可愛くなればいいのでは。そう言えば名前で呼び合う段階にはまだないんですねふふふ。周りの皆さんが背中を押して上げないと。

>ボケツッコミは相対的なはずなのに三丁目には絶対的ツッコミ属性キャラが多いですねってデジャヴ?
>可愛がりたくなる何かって二三会話をしないとわからないのでは、とまで考えてそう言えば隣にせなさんがいることを思い出しました。せなさんと一緒なら可愛いオーラが当社比10割増くらいですもんね。
>今までの偉人はどこかしら変わりすぎている点がある傾向が強いですし、ここから十和田さんの偉大な数学博士への道が開かれるのかもしれませんが。数学博士で可愛くてどんなプレイでもやってくれる(強制)だなんて最高ですね。せなさんがいなければ十和田さんに傾いたのかしら。
>百瀬くんに可愛がりたいオーラがあるように、せなさんには幸せになって欲しいオーラが漂っているわけですね。五十嵐くんにも幸せになって欲しいですが、上手く行きそうになると途端に冷めてしまう傾向が強そうで心配です。
>一宮さんと十和田さんは属性がかなり近い印象もありますからね。ももせなを間近で楽しみ続ける二人は毎日楽しそうですね。うらやましい。
>百瀬くんは完全に身体は正直なタイプですもんね(意味深)。口でなんと言っていても全部顔に書いてありますからねぇ。
>「上納金」にも笑いましたが、こちらの流れは無印で何度か目にしていたので。しかしアフターではせなさんの金銭ネタは3回ほどしかないようですね。……「しか」?

>踏み越えた展開は一年後の大学編になるのでしょうか楽しみです。何年たってもイチャラブし続けて二人の子供に呆れられるといいと思います!


>※ネタバレここまで

>byでもウエディングドレス姿で十和田さんに攫われる百瀬くんも見てみたいmist

まあもうネタバレはいいでしょう問題ないでしょう! ということでオープン。
引き続きありがとうございます! やっぱり百瀬君の一人称という形が百瀬君をヒロイン化させている感があるので、今回はその形式を一部破ったわけです。千種さんをもう少し! もう少し!
いや何度も言ってきたことですが普通は一人称主人公が一番の萌えキャラという状況はあんまりないと思うのですが。本来。でも可愛がっていただけるのは本当に嬉しいです幸せです。ほわほわ。
百瀬君これ以上可愛くなっちゃったら千種さんも大変ですね。ちゃんと守ってあげないと色んなところから魔の手が。主に数学部あたりから。いいぞもっとやr

常識人はツッコミサイドにまわるのは基本原則ですしね。常識人……うん? いやまあ。よしとしましょう。でもたまにツッコミに対してツッコミを入れられる百瀬君。
やっぱりラブラブパワーは人を思い切り可愛くしますから。間違いありません。これは、ええ、真理です。というか百瀬君の可愛さは色々と空回ってるところなので、隣に誰かがいることで輝くのです。特に千種さんは百瀬君の魅力を引き出すのがうまいのですね。
十和田さんの未来はいやー楽しみですね実に。警察に捕まらなければいいのですが。まあ、うまいことやってくれるでしょう。千種さんがいなかったら普通に知り合いのままだったでしょうし、なかなか難しい仮定ですね。そもそも十和田さんがこんな子になってしまったのは元はといえば百瀬君のせいなので責任を(ry
十和田さんならきっと本気で「飼って」くれそうです。うらやましいですね。

もしこの話が何冊も続くほどの長編になれば、五十嵐くんにももっと光が当たりそうですね。もう少し、しばらくはこんな感じなのかなと思いますが。
五十嵐くんを真剣に愛してくれる人が現れればもしくは氷も溶けるかも。
サブキャラの属性被りは僕も引き出しがすkげふげふん
東方オリキャラですら基本的にサブキャラのキャラ付けって方向性似てますからねあはは……あはは……
でも僕も百瀬君で遊びたいです。自然にそんな子が集まってくるのも仕方がないですね!

結婚してからもラブラブカップルって素敵ですよねえ
西洋ではそんなのが普通らしくて凄いなあと思います!



>ももせなああぁぁぁ!!

>第二巻を読ませていただきましたっ。相変わらずニマニマしっぱなしです。なにこれみんな可愛い。
>百瀬から見た瀬名さんの愛らしさが色々と限界突破してますが、Rや第一巻読み比べてみると、瀬名さんの発言内容はあんまり変化していないことに戦慄を覚えます。どれだけ長いこと「見ないふり」をしていたのか……。
>自分の気持ちに素直になるだけでこんなにも世界が違って見えるんですね。
>でも、百瀬君の世界観はあと二回変身を残している、って十和田さんが言ってました。

>十和田さんって、よく考えると結構不憫な娘ですよね。恋が始まっていた時には相手に恋人がいたとか。それはそれで燃えるなんてまさかそんな。
>「あたしが攫う」発言なんてかなり際どい本音に聞こえますが、瀬名さんの好意をスルーし続けた百瀬にさとれる訳がなかったですね。知ってました。
>本番で、本当に攫うか永遠に口を閉ざすかの二択に悩む十和田さん(22)が切ないです。

>>それぞれ違う方向で千種を愛する者同士
>どう見ても同一方向です。本当にがちらぶでした。
>メグちゃんがそっち系の人だったなんて。まさかの展開ですね(棒読み)
>女子三人でよく一緒にいるそうですが、もう一人の立場が非常に気になるところです。メグのライバルかメグ狙いか。
>いずれにしても百瀬が一番警戒しなければならないのは大学の軽薄な男性じゃなくて恋人の親友さんだと思います。

ももせなああああ!
ありがとうございます! 楽しんでいただけまして嬉しいです!!!
第二巻なんてほど長い話ではないですが! 短編ですね!
瀬名さんはつまり以前から恋人同士かのような会話をしていたことに。まあしてましたね! 百瀬君がアレじゃなければとっくに落ちてましたね!
やっぱり素直になることって大切です。ええ。ええ。ツンデレ百瀬君もいいものですが。素直とツンデレの良い感じのバランスをとっていただこうかと思います。今後は。

十和田さんはあれで幸せそうなのでいいような気もします。もし千種さんがいなければ恋愛関係もありえたでしょうか。ちょっと悩むところです! それはそれで面白い世界が待ってそうですけどね!
結婚式で(22)。大卒すぐ結婚ですねわかります。どれだけ待ち遠しかったのか。本当にさらっちゃったら大変なことになりそうですが、でもその頃には親戚全員が「まあ百瀬だから仕方がない……」と微笑ましく見守るくらい教育されてるかもしれませんね。

一宮さんにはこのまま生涯の親友でいてほしいところですね。
百瀬君がもし千種さんを泣かせたりしたら(想像できませんが)一宮さんが本気で殴りかかってくることでしょう。そして一宮さんが千種さんを慰めて、親友のその優しさに気づいた千種さんは(以下並行世界ルート



>お久しむらびーさん!
>時代は進んだようで、ももせなが表に出たようで。
>なんだか良く分からないのですがすごく嬉しいです!
>いつも通り何故か長くなる感想を、読んだ順にだらだら報告させてもらいます。
>・ももせくん可愛い。クラス替えのニヤニヤ感はちょっと分かるのでなおさらに気持ちがわかる。
>・十和田さんの表現が毎回じわじわと私を笑わせてきます。ぐぬぬ、次こそはと思うんですが非常に悔しい…w
>・結婚の一言で動揺しすぎるのにほんわかしてしまった。
>・Hな事からの責め具合が十和田さん素敵すぎです惚れました結婚してください
>・千種さんを今まで「ちだね」と読んでいた私をどうぞ罵って下さいももせくん。ここで「ちくさ」で変換したら出て一人で恥ずかしい思いしてました。
>・(なんだか化物語の「戦場ヶ原ひたぎ」に似てるかな、と思ったけどやはり千種さんは千種さんでした。キャラ立ちすげえ、ただの勘違いでした)
>・「だから、心臓が跳ねるようなことをさらりと言わないでください」って素直に反応してる百瀬くんマジ可愛い、マジ可愛い!賛同出来るからなおさらでやんす
>・考えてる事を物の見事に言い当てられてる百瀬ェ…。シャットダウン>デフラグの流れは吹かざるを得ませんでした。何故こうやって素敵な表現を思いつくのか…!
>・五十嵐くんすっきりしてるけれどぐぬぬ。うーん、この表現し辛い気持ちはなんなのでしょう…。
>・妄想の中ですらいい雰囲気にならないこの二人はやっぱり素敵だと思います。にやにやが続いて表情筋が痛い
>・「キャンディよりそっちのほうが」あたりなのですが、「揃いつつあの部室は」→「揃いつつあるあの部室は」でしょうか?(かなり曖昧なのですが)
>・呪いが解けたかのようにって表現は恋人に使うもんじゃねえ百瀬くん!w
>・相手のフォークってだけでpixivでの四行分動揺する、可愛い。(カタコト)
>・「恋人のようななにかだ」ちくしょう、またブフッとしてしまった…!
>・電話でもうニヤケが三日月レベルに到達しました。訴訟も辞さない…!(ニヤケつつ)
>・テフロンよくわからないのですがテフロン加工の流れは卑怯だと思いましたちくしょうっ…!w
>・「そういうのよくわからない」こういうちょっとした台詞でかわええかわええと感じてしまう。素直+クール系はニヤニヤの鋭さがやばいですね。

ありがとうございますー! 同人誌として出したというだけのことですけどね!
読んでくださいましてありがとうございますます。

・それはもう過去の生涯でもっともドキドキしたクラスチェンジでしょう。幸せでいいですね!
・十和田さんはいつでも絶好調です。セリフが勝手にどんどん出てきて、書いてて楽しいです。笑っていただけるのはほんとうに嬉しいですうふふ。
・動揺しない百瀬君なんて百瀬君ではありませんし!
・二人きりだったらあのあともっと言葉攻めが続いていたと思うと非常に惜しいことをしましたね百瀬君。一生記憶に残るくらいのことを言ってもらえたかもしれないのに。
・知らないと読みにくいですよね! 名古屋市にあるのです、千種区(ちくさく)が。
・いやはやごめんなさい。西尾維新っぽいとか化物語っぽいとか、過去にも何度か言われました。……いやはや……
・百瀬君可愛い。真理。以前だったら「またそんな冗談を……」って自分をごまかしていたでしょうけどね!!
・なんかこの手の小ネタのセリフは本当に勢いで出てきます。だいたい。時々、以前からこれを使うぞーと思っていたのをばしっとぶつけることもありますが。ほとんどはアドリブです!
・五十嵐くんは立場的には可哀想なのですが、本人がからっとしてるので悲壮感はまったくなく。そんなポジションですね。今後お話が長く続くようなら五十嵐くんにももっとちゃんとスポットを当ててあげないと、ですね。
・百瀬君は自分のツッコミで終わらないとどうしても落ち着かないようです。性分ですね。
・ぎゃー誤字ですかごめんなさい。ひー。ありがとうございます。そのまま本にしちゃいましたけど!
・動揺しない百瀬君なんて(ry
・ふっふー、電話のあたりのシーンはもうとどめを刺しに行きました。転げていただくために! ありがとうございます! あのあたりって自分でも転げてます!
・あ、はだかテフロンはなぜかストックされていたネタでした。割とどうでもいいところにたまにそんなことが。
・ふふ、千種さんの可愛いところも見せることができて嬉しいです。百瀬君ばかり目立ってましたし。ましたし!
posted by 村人。 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | WEB拍手お返事

2012年04月15日

ももせな。アフター 手を繋いで、一歩

長らく更新なくてすみませんでした!
5月5日のコミティア100に参加いたします。そこで「ももせな。」の続編短編を出します!

そして、コミティアには来られない方が多いとおもいますので、今回は全文公開いたします。
というか、すでに公開しております!
pixivで公開しておりますので、こちらを御覧くださいませ。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=967347

pixiv入れないようという方は、PDF版を御覧ください。
表紙:http://murabito.sakura.ne.jp/scm/SS/2012Comitia_hyosi_sample.jpg
本文:http://murabito.sakura.ne.jp/scm/SS/t100_honbun.pdf

どちらも、コミティアで発行する本とまったく同じ内容です。
楽しんでいただけましたら幸いです!
posted by 村人。 at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | SS